世界最速の列車、東北新幹線はやぶさ

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東北新幹線が1982(昭和57)年6月23日に、最初の区間である大宮~盛岡まで開業して2017年で35周年。その後順次、上野・東京・八戸と区間を伸ばし2010(平成22)年に新青森までが開通し全線開通となりました。その後2016(平成28)年には北海道新幹線も開業し、札幌までの延伸も予定されています。

日本最長の鉄道路線(実際の距離では674.9Km)でもある東北新幹線、今回は東北新幹線を走行する最速の列車「はやぶさ」について取り上げようと思います。

はやぶさとは?

現在東北新幹線では、「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」の4つの愛称の列車があり、山形新幹線直通の「つばさ」が東京~福島間で「やまびこ」と、秋田新幹線直通の「こまち」が東京~盛岡間で「はやぶさ」と併結して走行しています。「はやぶさ」と「こまち」の併結については以前記事にしていますので、こちらも御参照下さい↓

http://rail-dream.net/komatihayabusa/(3月12日投稿・連結して走る世界最速コンビ、こまち・はやぶさ)

「つばさ」「こまち」を含めれば6愛称の列車が東北新幹線上を走行していますが、このうち「はやぶさ」は最速の列車の愛称となります。

かつては、上の写真の東京~九州(最長で西鹿児島(現:鹿児島中央))を走行する夜行列車の名前でしたが、2009(平成21)年に廃止されました。

2010(平成22)年の一般公募を基に愛称が決定しましたが、「新型高速新幹線車両にふさわしく、かつお客さまにわかりやすい」ことが選考基準であり、「親しみやすさとスピード感がある」ことから得票数では第7位であった「はやぶさ」の愛称が採用されました。九州の伝統ある夜行列車の愛称を使用することもあり、事前にJR九州に承諾をとり、商標上のチェックもされたようです。

現在の東北新幹線「はやぶさ」号の特徴として、以下のものがあります。

・E5系またはH5系車両(下の一枚目の写真はE5系)、一部E6系車両(下の2枚目の車両)も使用し、大宮~宇都宮間は最高時速275Km/h、宇都宮~盛岡間は最高時速320Km/hで走行する列車(この速度で走行しない列車は「はやて」)。

・大宮~仙台間の途中の駅は全て通過(盛岡始発着の列車以外は仙台~盛岡の途中駅も全て通過)。

・全車指定席で自由席が無い(仙台以北は特定特急券で空席に乗車可能)。

このような特徴があり、東北新幹線上で時速320Km/h運転を行うのは「はやぶさ」「こまち」のみです。

なお、「はやぶさ」ですが、2017年6月現在では以下の本数が運行されています。

・「はやぶさ」の運行本数

東京~新函館北斗・・・10往復(うち下り2本、上り1本は「こまち」と併結なしの単独運行)

東京~新青森・・・・・7往復

東京~盛岡・・・・・・4.5往復(下り4本、上り5本)

東京~仙台・・・・・・2往復(「こまち」と併結なし)

仙台~新函館北斗・・・1往復(グランクラスはシートサービスのみ)

停車駅の違いから、「はやぶさ」それぞれで所要時間に際はありますが、最短の所要時間は以下の様になります。盛岡で「こまち」との併結が無い列車(5号・11号・34号)が最速列車となります(「こまち」と併結する列車は盛岡で5分程度の停車時間が発生します)。東京~新函館北斗間で最も停車駅の少ないものは、大宮・仙台・盛岡・新青森のみの停車となります(「はやぶさ」5号・11号・34号)。

・「はやぶさ」の最速所要時間

東京~新函館北斗・・・4時間2分

東京~新青森・・・・・2時間59分

東京~盛岡・・・・・・2時間10分

東京~仙台・・・・・・1時間30分

仙台~新函館北斗・・・2時間31分

「はやぶさ」の車内

次に現在、「はやぶさ」で使用されているE5系・H5系の車内について紹介します。この2つの形式の車両ですが、E5系はJR東日本所属・H5系はJR北海道所属となっており車両側面のロゴマークもそれぞれ異なり(1枚目の鳥の形のロゴがE5系、2枚目の北海道の形のロゴがH5系のロゴです)、車両の内装も少しずつ違います。ここからは2枚ずつ写真を掲載しますが、全座席種別共通で1枚目はE5系、2枚目はH5系の写真となります。。

この2形式の車両ですが、「はやぶさ」だけでなく、「はやて」「やまびこ」「なすの」にも使用されているため、「はやぶさ」の部分を各愛称に読み替えて読んでいただいても大丈夫です。

グランクラス

「はやぶさ」のみならず、国内でも最高級グレードの座席となります。普通車では横3+2列=5列で使用するところを、2+1列=3列で使用しており、前後のシートの幅も近鉄の観光特急「しまかぜ」のプレミアムシート(125センチ)を凌ぎ、国内最大となります(130センチ)。この座席はドイツのレカロ社製の座席を使用し、自動車のベンツのマイバッハ(新車で2200万円以上する車だそうです)のリクライニングを再現したシートです。このグランクラスのシートは購入すると1脚300万円するそうです。

豪華なシートだけでなく、航空機の様なハットラック式の荷物棚、肘掛にコンセント、電動で角度の調整が可能なリクライニングの背もたれ・座面・フットレスト、ダイニングテーブルとカクテルトレイも収納されており、自分で位置の調整が可能な読書灯、アテンダントの呼び出しボタンも設置されています。ちなみに室内に入るドア部・最前部のフルカラーLEDの案内装置もグランクラスのみ豪華な作りとなっています。一番端の10号車に連結されています。

また、アテンダントによるサービスもあり(フルサービスの車両のみ)、軽食のサービス(季節ごとに・上り下りで内容が異なる)、アルコール・ソフトドリンク10種類以上が飲み放題となります。東北新幹線の場合は青森産シードルも飲めます。グランクラスでは車内販売は巡回しませんが、アテンダントに頼めば車内販売の商品を購入することができます。シートサービスのみの場合はアテンダントは乗務しないため、これらのサービスはありません(「はやぶさ」では仙台~新函館北斗間の1往復がこれに該当します)。

東京発限定にはなりますが、東京駅八重洲中央口近くの「ビューゴールドラウンジ」を出発90分前より利用可能です。

グランクラスについては、以前記事も書いていますので、良かったらこちらも御参照下さい↓

http://rail-dream.net/granclass/(2016年12月18日投稿・新幹線のナンバ-1のシート・グランクラス)

グリーン車

グランクラスの無い車両では最上級のグレードの座席となりますが、E5系・H5系車両では先ほどのグランクラスに次ぐ車両となります。基本的な配列は新幹線のグリーン車の標準である、2+2列の4列配列です。JR東日本の他の新幹線車両と同じく、前後列とのシート幅は116センチとなります。

グランクラスの様なハットラック式の荷物棚ではありませんが、中央のひじ掛けにコンセント、シートの背面にテーブル、外側のひじ掛けにはインアーム式のテーブルがあり、ヘッドレスト内側には角度調節が可能な読書灯が付いています。座面が倒れるだけでなくレッグレストも角度の調整が可能です。以前はおしぼり・飲み物のサービスもありましたが、現在はいずれもサービスは終了しています。E5系・H5系ともグランクラスの隣の9号車となります。

明確な理由は不明ですが(警備上の問題か慣例上の問題かと思いますが・・・)、天皇・皇后両陛下ら皇族・内閣総理大臣等はグランクラスではなく、このグリーン車に乗車されるようです。

普通車

「はやぶさ」号では全て指定席となる普通車です。こちらは新幹線標準の座席配列である2+3列=5列となっています。E5系H5系で基本的な配列は同じですが、H5系では床面に雪の結晶の模様が入ります。

これまでのJR東日本の新幹線車両(E2系・E3系・E4系・E6系)では、前後列のシート幅は98センチでしたが、様々な見直しにより、東海道・山陽新幹線の標準サイズと同じ104センチとなったのがこの車両です。北陸新幹線用のE7系も同じ104センチとなっています。

グランクラスやグリーン車と違い、読書灯・フットレスト等のサービスはありませんが、E5系の初期に製造された車両では窓側の壁面に、E5系の後期製造車とH5系全列車は全座席(前の座席の背面に一つずつ)にコンセントが設置されています。「はやぶさ」号では1~8号車が普通車となります。

今回は説明を割愛しますが、「えきねっとトクだ値」等の割引商品が設定されているのも、この普通車となります。

豪華なグランクラスからお得に利用できる普通車まで、お財布事情と自分の好みと相談しながら、是非自分の希望の座席をご利用してみて下さい。

時速320Km/hの楽しみ方

最後に、「はやぶさ」の最高時速320Km/hの楽しみ方を紹介し、この記事を終わろうと思います。

リニアモータカーを含めれば鉄道での現在最速は中国の上海市の上海トランスラピッド(上海浦東国際空港~竜陽路)の時速430Km/hですが、線路上を走る鉄道においての世界最速はフランスのTGVの一部路線(東ヨーロッパ線等)と今回紹介した日本の東北新幹線「はやぶさ」における時速320Km/hとなります。

この世界最速の列車の速度の楽しみ方として私が行っているものですが、「スマホアプリ等で速度計をダウロードして速度の変化を楽しむ」というものです。だいぶ前の話になりますが、JR西日本の500系車両が新大阪~博多間でデビューした頃、最高時速300Km/hとなるたびに、デッキへの扉上部についたLEDの案内板で「ただいまの時速は300Km/hです」と表示されていましたが、それ以降にデビューした車両(N700系、E5系等)では300Km/h以上に達しても500系の様に速度の表示はされなくなっています。そこで携帯のアプリを速度計代わりに使用します。

スマートフォンでGoogleplayまたAppStoreで「速度計」等速度計を類推する言葉を入力し検索をかけると画面上に、速度計のアプリが色々出てくるかと思います。おすすめはGPSと連動し、速度を教えてくれるアプリです。私は「SPEED GAUGE」というアプリを使用しています。

下り(東京→新函館北斗)の「はやぶさ」の場合だと、途中の宇都宮までは時速275Km/hで宇都宮以北が320Km/hとなるため、宇都宮通過直前の270Km/h程度から加速を開始し宇都宮を通過し、一気に320Km/h近くまで上げるところが楽しめるポイントとなります。ここでアプリの速度計があると、宇都宮の前後で明らかに速度が変化しているのが速度を見ながら客観的にわかると思います。また、景色の流れ方も275Km/hと320Km/hでは全く違うため、その部分に注目するのも良いかもしれません。スマートホンやタブレット・パソコンの速度計のアプリを利用した楽しみ方を是非見つけてみて下さい。

線路上を走行する列車としては現在世界最速列車である「はやぶさ」号、一乗の価値はあるので乗車がまだの方は是非乗車してみて下さい。次回は北海道新幹線について記事にできたらなと思います(変更になる可能性もあり)。

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