大阪環状線をより理解するための3つのポイント

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東京や名古屋等ではあまり話題にはなっていないと思いますが、

45年ぶりに新型車両323系がデビューしたこと、大阪環状線改造プロジェクト等により

関西では最近よく話題にでてくる大阪環状線、今回はこの路線について取り上げていこうと思います。

大阪環状線とは

大阪環状線とは、大阪市内を大阪~京橋~鶴橋~天王寺~新今宮~大正~弁天町~西九条~大阪と環状に結んでいる路線です。

地元では「大阪環状線」と呼ばずに、「環状線」と略して呼ばれることが多いようです。

大阪の場合は、地下鉄御堂筋線が直線的に大阪のJR・私鉄乗り換え駅・繁華街の駅等主要部を直線的に結んでいますが、環状線は環状に大阪の主要部を結ぶのみならず、関西空港・和歌山・奈良・京都等他の地域も巻き込んだ輸送を担っています。詳細は次の特徴の部分で説明します。

この大阪環状線ですが、大阪の中心部を走る路線でありながら、JR発足後は阪急・阪神電鉄等私鉄と競合する東海道線(JR京都線・JR神戸線)等の対策・整備が優先され、長らく放置されてきました。もともと関西圏の鉄道は他地域と比較しても私鉄と競合している箇所が多く、昔から激しいシェア争いが繰り広げられてきました。新型車両の導入、駅整備等ひととおりのことが落ち着いたこと、車齢の高い車両が多いこと、バリアフリーの対策が不充分等昔のままの状態であったことから、JR西日本では数年前より、「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートさせました。

大阪環状線改造プロジェクトの詳細はこちらをご参照ください↓

https://www.jr-odekake.net/railroad/osakaloop_kaizou/ (JR西日本・大阪環状線改造プロジェクト)

大阪環状線の特徴

上の図だとわかりにくいですが、大阪環状線には他線にない大きな特徴がいくつかあります。
いくつかあげると・・・

1・大阪駅・天王寺駅を中心として東側と西側で路線の性質が全く異なる。
大阪環状線の特徴のまず1つめはこれですが、大阪環状線の乗降客数の多い駅は大阪駅~天王寺駅間の東側に偏っています(京橋駅・鶴橋駅)。また、大阪駅~天王寺駅の西側の区間は南海電鉄の乗換駅である新今宮駅やUSJや阪神電鉄との乗換駅の西九条駅があるものの、東側と比べ比較的乗降客は少ないです。このため、

大阪駅~天王寺駅間の東側(京橋・大阪城公園・森ノ宮・鶴橋等)・・・快速を含むすべての列車が各駅停車

大阪駅~天王寺駅間の西側(西九条・弁天町・大正・新今宮等)・・・普通と快速が混在。また、他路線からの特急も通過。環状線のみ走る各駅停車は少ない(15分に1本程度)。

2・環状線なのに他路線からの直通列車が多く、複雑。
同じ環状路線である東京の山手線ですが、こちらは他の路線からの直通列車は一本もなく、すべて線内での環状運転となっています(湘南新宿ライン等の列車は山手線の貨物線を利用している扱いです)。
ですが、大阪環状線は歴史的な経緯からも、西日本最大の駅である大阪駅が大阪の北よりに位置することからも、大阪南部からの各地域からの直通列車は大阪環状線を通って大阪駅へ向かっていますまた、関西空港も大阪南部にあることから、大阪環状線を経由し大阪駅に列車が入っています。

駅の時刻表・路線図をよく見て間違えないように列車に乗車する必要があります。関西空港・和歌山・奈良・加茂等行く方面がバラバラなので注意してください。

3・大阪駅・天王寺駅で行先の変更が多く、慣れていないとわかりにくい
良い言い方をするならば柔軟な運用でしょうか?ですが、慣れていない方からするとこれはわかりにくいです。

具体的な例でいうと、

関西空港・奈良方面等から大阪行きとして快速が到着➡大阪駅到着直前にそのまま京橋行きまたは天王寺行きとなる。

天王寺行きと案内された東側からの各駅停車➡天王寺駅直前に環状運転として運転を継続

このような例が大阪環状線全体で多いので注意してください。車内・駅での案内放送にはよく耳を傾けておきましょう。

4・JRの全線で唯一、全列車が掲載された紙の時刻表がない

JRの全路線中唯一、全列車の掲載された紙の時刻表がない路線です。青春18きっぷでの乗り継ぎで利用される場合は、ネットでの検索でも良いかもしれません(ただし、他路線から直通してくる快速列車は掲載されています)。

5.駅ごとの発車メロディが異なる

数年前からの大阪環状線改造プロジェクトにより、各駅ごとに発車メロディが設定されました。

最初に導入されたのは森ノ宮駅・京橋駅・西九条駅でしたが、現在は全駅に導入されています。

以下が一覧となります。

大阪駅 やっぱ好きやねん
(やしきたかじん)
大阪を心から愛していたやしきたかじんの代表曲。
福島駅 夢想花
(円広志)
大阪環状線が周回運転することと、歌詞の「回って回って…」にちなむ。
野田駅 一週間
(ロシア民謡)
近くにある大阪市中央卸売市場と、歌詞の「日曜日に市場へ出かけ」にちなむ。
西九条駅 アメリカン・パトロール
(ミーチャム(作曲))
USJへの乗換駅であることにちなむ。
弁天町駅 線路は続くよどこまでも
(アメリカ民謡)
かつて駅前に交通科学博物館があったことにちなむ。
大正駅 てぃんさぐぬ花
(沖縄県民謡)
沖縄文化色の濃いまちのイメージにちなむ。
芦原橋駅
(芦原橋太鼓集団「怒」(作曲))
太鼓が盛んな駅周辺にちなむ。
今宮駅 大黒様
(文部省唱歌)
近くにある大国主神社にちなむ。
新今宮駅 交響曲第9番「新世界より」
(ドヴォルザーク(作曲))
近くにある新世界にちなむ。
天王寺駅 あの鐘を鳴らすのはあなた
(和田アキ子)
近くにある四天王寺の鐘にちなむ。地元天王寺区出身で大阪を代表する歌手、和田アキ子の代表曲。
寺田町駅 Life Goes On
(韻シスト)
大阪を拠点に活動するヒップホップグループ、韻シストによる書き下ろし曲。大阪環状線のイメージソング。
桃谷駅 酒と泪と男と女
(河島英五)
桃谷にゆかりのある河島英五の代表曲。
鶴橋駅 ヨーデル食べ放題
(桂雀三郎 with まんぷくブラザーズ)
駅周辺のイメージとして焼肉が定着していることにちなむ。
玉造駅 メリーさんのひつじ
(アメリカ民謡)
高架下の商業施設「ビエラ玉造」で、窓枠を音階に見立てて同曲を表現していることにちなむ。
森ノ宮駅 森のくまさん
(アメリカ民謡)
駅名の「森」にちなむ。
大阪城公園駅 法螺貝
(オリジナル曲)
大坂の陣にちなむ。
京橋駅 ゆかいな牧場(大阪うまいもんの歌)
(アメリカ民謡)
駅周辺の「うまい」「賑やかさ」といったイメージにちなむ。
桜ノ宮駅 さくらんぼ
(大塚愛)
大川の桜や駅名の「桜」にちなむ。大阪出身の大塚愛の代表曲。
天満駅 花火
(aiko)
大阪天満宮で夏に開かれる天神祭にちなむ。大阪出身のaikoの曲。

大阪環状線の上手な使い方

ここまでに書いたように通常の路線とは違う特徴を持つ大阪環状線ですが、上手に利用すれば利用価値の高い路線かと思います。ここではその利用方法について記入をしていきます。

新大阪駅から各地へ・・・新幹線から各地へという可能性が高いと思いますが、新大阪駅には大阪環状線が乗り入れていないため、同駅で乗り換えられる地下鉄御堂筋線で行けない場所へ行く時に使用するのが良いと思います。

具体的には、USJ(同駅から乗り換えなしでも行けるが、本数が少ない&乗換駅となる西九条駅に停車する特急が少ないため、大阪駅で環状線に乗り換えていく方が効率が良い)が挙げられます。

ちなみに大阪環状線と関西各私鉄の乗換駅ですが・・・・・・、

大阪駅・・・JR東海道線・地下鉄御堂筋線(梅田駅)・地下鉄谷町線(東梅田駅)・地下鉄四つ橋線(西梅田駅)・阪急電鉄(阪急梅田駅)・阪神電鉄線(阪神梅田駅)

京橋駅・・・地下鉄長堀鶴見緑地線・京阪電鉄・JR学研都市線・JR東西線

森ノ宮駅・・・地下鉄長堀鶴見緑地線・地下鉄中央線

玉造駅・・・地下鉄長堀鶴見緑地線

鶴橋駅・・・近鉄線・地下鉄千日前線

天王寺駅・・・JR大和路線・JR阪和線・地下鉄御堂筋線・地下鉄谷町線・阪堺電鉄線・近鉄線(阿部野橋駅)

新今宮駅・・・南海電鉄線

大正駅・・・地下鉄長堀鶴見緑地線

弁天町駅・・・地下鉄中央線

西九条駅・・・JRゆめ咲線・阪神電鉄線

福島駅・・・JR東西線(新福島駅)・阪神電鉄線

となります。大阪から有名な観光地・各地へ向かうには、

なんば・・・大阪駅・天王寺駅から地下鉄御堂筋線利用(なんば駅が最寄り駅)、西梅田駅から地下鉄四つ橋線利用(なんば駅が最寄り駅)、新今宮駅から南海電鉄線、JR大和路線利用(南海難波駅、JR難波駅が最寄り駅)、鶴橋駅から近鉄線利用、西九条駅から阪神電鉄利用(大阪難波駅利用)

USJ・・・JRゆめ咲線(ユニバーサルシティ駅が最寄り駅・大阪駅からも環状線経由の直通列車あり)

海遊館・・・地下鉄中央線(大阪港駅が最寄り駅)

京セラドーム大阪・・・地下鉄長堀鶴見緑地線(大正駅・ドーム前千代崎駅が最寄り駅)

通天閣・・・新今宮駅が最寄り駅

奈良方面・・・鶴橋駅から近鉄奈良線利用または大阪環状線大和路快速利用。

関西空港方面・・・新今宮駅から南海電鉄線利用または大阪環状線関空快速利用。

和歌山方面・・・新今宮駅から南海電鉄線利用または大阪環状線紀州路快速利用。

宝塚方面・・・大阪駅から阪急電鉄宝塚線利用またはJR宝塚線直通丹波路快速利用。

京都方面・・・京橋駅から京阪電鉄線利用・梅田駅から阪急京都線利用または大阪駅からJR東海道線利用。

神戸方面・・・梅田駅から阪神電鉄線または阪急電鉄線利用・西九条駅から阪神電鉄利用または大阪駅からJR東海道線利用

※大阪の場合、市内の主要地は地下鉄御堂筋線から接続している路線で行ける場所が多いため、USJまたは大阪市外の方面へ向かう時に大阪環状線を上手に活用すると良いかと思います。大阪環状線を活用した場合にメリットが大きい場所を青字にしてあります。

また、大阪駅の乗降客数が他の駅と比べても桁外れに多く(863,486人/日、第2位の天王寺駅・・・286,404人/日と乗降客数で3倍以上の開きがあり)、地下鉄御堂筋線との乗換に便利な最前部車両(外回り)・最後部車両(内回り)が混雑するため、他の車両への乗車が良いかと思います。なお、大阪駅で一番混雑するホームは大阪環状線のホーム(1・2番線)です。

 

まとめ

今回は大阪環状線を紹介しましたが、大阪の場合は市内主要地を地下鉄御堂筋線が直線的に結び、大阪環状線は環状に大阪市内を結んでいます。

慣れないと使いにくい部分もありますが、地下鉄御堂筋線と大阪環状線を上手に使い分けていくことが大阪を楽しむためには重要になるかと思います。

また、駅ごとに異なる発車メロディーや環状線プロジェクトによってリニューアルされた駅(写真は玉造駅)等、大阪環状線自体を楽しむ、そんなプランでも良いのでは?と思います。

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