お得に乗れる新幹線こだま

新幹線の「こだま」をご存知でしょうか?東海道新幹線が開通する前は、東海道本線の東京~大阪を約6時間で結んでいた特急列車でしたが、東海道新幹線が開通後は、新幹線停車駅の全部の駅を停車しながら走行している新幹線です。今回はこの、「こだま」について紹介していこうと思います。

新幹線こだまとは

先ほども書きましたが、新幹線の「こだま」とは東海道・山陽新幹線の各駅に停車しながら走行する列車です。

運行区間で見た場合は、東京~博多の相互間となりますが、東京~博多を通しで運行されるものはなく、東京からでみた場合、三島・静岡・浜松・名古屋・新大阪行等、新大阪からで見た場合だと、東京・三島・静岡・名古屋・岡山・広島・博多行等様々な区間で運行されています。新大阪をまたいで運行される列車は一本もなく、東海道新幹線もしくは山陽新幹線内の運行となっています

所要時間についてですが、各駅に停車する分「のぞみ」「ひかり」「みずほ」「さくら」等に比べてかかります。また、後続の列車に追い越される回数も多く、駅での停車時間も比較的長めです。

主要な駅間の最速列車(のぞみ・みずほ)との所要時間の比較。

東京~新大阪・・・こだまで約3時間50分~4時間(のぞみ同区間最速2時間22分)

東京~名古屋・・・こだまで約2時間50分~3時間(のぞみ同区間最速1時間33分)

名古屋~新大阪・・・こだまで約1時間(のぞみ同区間最速47分)

新大阪~岡山・・・こだまで約1時間~1時間10分(のぞみ同区間最速44分)

新大阪~広島・・・こだまで約2時間30分~2時間45分(みずほ同区間最速1時間21分)

新大阪~博多・・・こだまで約4時間~4時間40分(のぞみ同区間最速2時間21分)

 

なお、車両に関しては東海道・山陽新幹線で以下の違いがあります。

東海道新幹線(東京~新大阪)・・・N700系(N700A含む)16両編成・700系16両編成

山陽新幹線(新大阪~博多)・・・N700系(N700A含む)16両編成・8両編成、

700系16両編成・8両編成(ひかりレールスターの車両)

500系(8両編成・TYPEEVA車両含む)

つまり、東海道・山陽新幹線で使用されている全ての車両が使用されています。

かつては0系・100系・300系とそれぞれの時代で主役だった車両も使用されており、それらが最後まで運用されていたのが「こだま」でした。

こだまに安く乗る方法

これまでにも紹介したように、各駅停車で時間もかかる「こだま」。「のぞみ」「みずほ」等の他の列車と比べても乗車率が低く、新幹線なのに時間もかかりメリットがないと思われがちですが、実は安く乗車できる割引商品が最も充実しているのが「こだま」です。

JR側の狙いとしては、「こだま」の乗車率アップ、乗車率が低く、安いプランの商品を組みやすい等の点もあるかと思いますが、ここでは割引商品についていくつか紹介していこうと思います。なお、記事の都合上、「のぞみ」「ひかり」等他の列車でも利用可能な割引商品は省略しました。

・ぷらっとこだま

東海道新幹線において「こだま」を運行しているJR東海の子会社の旅行会社、JR東海ツアーズが販売している旅行商品です。普通車用とグリーン車用があり、通常の料金よりもかなりお得に利用できます。設定区間は東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪間の相互(ただし東京・品川・新横浜相互間、静岡~浜松間、京都~新大阪間除く)で設定されており、普通車用・グリーン車用とも駅のホームの指定された売店で使える1ドリンク引換券(追加料金でワインへの引き換えも可能)もセットでついてきます。最大で7000円以上の割引となります。値段の詳細は下の「詳しくは・・・」のリンクをご参照下さい。

なお、この「ぷらっとこだま」は通常の乗車券ではなく、乗車する列車の指定された旅行商品です。「ぷらっとこだま」の最たる注意点としては、申し込み後の乗車列車の変更が一切できない、乗り遅れた場合は無効となり払い戻しも不可能、指定された乗車駅と降車駅以外で乗車・降車した場合は乗車全区間の普通運賃・特急料金が必要、利用できる改札口が限定される(JR東海の改札口のみ)となる等、通常のきっぷやこの後紹介する商品と比べ制約が非常に多いので、それを承知の上で申し込みを行って下さい。なお、下記のリンクからインターネットでの申し込みも可能です。

ぷらっとこだまについて詳しくは・・・http://www.jrtours.co.jp/kodama/tokyo.html(JR東海ツアーズぷらっとこだまHP)

・エクスプレス予約内の割引商品

JR東海・JR西日本が提供している新幹線のインターネット予約の商品として「エクスプレス予約」というものがありますが、その中にも「こだま」限定の割引商品があります。それは以下のものです。

・こだま☆楽旅IC早得

グリーン車専用の割引商品となります。専用のICカードもしくはモバイルSuicaと紐付けされたおさいふケータイ・ApplePay等の携帯電話・スマートフォンで乗車を・・・となっていますが、予約後、駅の窓口・指定席券売機等で紙の券と引き換えても乗車は可能です。エクスプレス予約自体が通常の乗車券・特急料金と比較し割引となっていますが、エクスプレス予約の通常の普通車指定席の値段+400円で乗車が可能となっています。なお、乗車日の3日前の23:30までが購入の最終期限となりますので注意して下さい。東海道新幹線のほぼ全区間(隣接駅間および東京~新横浜・三島~静岡・静岡~浜松・豊橋~名古屋間除く)に設定されています。主な区間の料金は以下の通りです。なお、「ぷらっとこだま」と違い3日前の23:30までで、きっぷ引き取り前なら何度でも乗車列車の変更は可能です。こちらも最大で7000円以上の割引となっています、詳しくは以下のリンクをご参照ください。

詳細は・・・https://expy.jp/product/rakutabi_kdm/ (エクスプレス予約HP・こだま☆楽旅IC早得)

・いっしょに☆こだま早得

2名以上一緒にこだまに乗車の場合に使える割引商品です。こちらも3日前の23:30までの予約・購入が必要ですが、一人で利用可能なこだま☆楽旅IC早得よりも一人あたりの割引率が若干高くなっています。こだま☆楽旅IC早得と比較し設定されている区間が少ないので注意して下さい。この商品も3日前の23:30までで、きっぷ引き取り前なら何度でも乗車列車の変更は可能です。主な区間の一人当たりの料金は以下のリンクを参照してください↓

詳細は・・・https://expy.jp/lp/with_kdm_hayatoku/ (エクスプレス予約HP・いっしょに☆こだま早得)

・山陽新幹線区間のこだま号限定商品

東海道新幹線より本数は少なくなるものの、山陽新幹線にも「こだま」号の割引商品がいくつかあります。旅行会社から発売されているものは以下の商品です。リンクも貼っておきますので詳細はそちらからご参照ください↓

バリ得こだま(日本旅行)(一部のひかりも利用可能)・・・http://www.nta.co.jp/jr/shinkansen/kodama/

トク得!ひかり・こだま(JTB)(一部のひかりも利用可能)・・・http://www.jtb.co.jp/kokunai/brand/ace/osa/promotion/tokutoku_hakata/index.asp

きままにこだま&ひかり(近畿日本ツーリスト)(一部のひかりも利用可能)・・・http://www.tour-oasis.com/kokunai/12384.html

こだまっぷ・ひかりっぷ(南海国際旅行)(一部のひかりも利用可能)・・・http://www.nanka-e-tabi.com/kokunai-tour/theme/kodama/

これらは東海道新幹線よりも割引率が高いものが多く、新大阪~博多まで7500円で行くことが出来るものもあります。

・JR西日本が発行している特別企画乗車券

山陽新幹線の区間内では、JR西日本も以下の乗車券を発売しており割引率が高くなっています。詳細はそれぞれのリンクをご参照下さい。

こだま指定席往復きっぷ・・・http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=116000094

こだまスーパー早得往復きっぷ(ネット予約限定)・・・https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/campaign/kodama-s-hayatoku/ 

なお、これらの切符は購入の日にち等の制約が多いため、各リンクの詳細を参照しながら予約・購入をしてください。

この他にもまた割引の商品等あれば、機会を見て紹介していこうと思います。

まとめ・こだま号の楽しみ方

最後に、「こだま」号の楽しみ方を書いてこの記事を終わろうと思います。言い遅れましたが実は、こだま号には車内販売がありません。駅での後続列車の通過待ちで停車時間が長いこと、比較的短距離利用の乗客が多く車内販売を利用する人が少ない等理由はあるかと思います。

逆に言うと、長い停車時間を利用して駅に降りてみて身体を伸ばす、ホームの売店を覗いてみて地元のお土産、駅弁等に触れる等、「のぞみ」や「みずほ」等にはない楽しみ方もできると思います。また、車内で普段できない仕事をする、何にもせずのんびり休む等も良い「こだま」の活用の方法かと思います。

長い乗車時間となりやすい「こだま」号ですが、割引を活用すると非常に安く、充実した時間を過ごすことができるかと思います。

普段はあまり気にしないであろう各駅停車の「こだま」号、是非上手に活用してみて下さい。

 

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