4つのポイントで理解する、電車で行く伊勢神宮と伊勢志摩!

今年最後の記事となります、お正月も近いということで、初詣に行かれる方も多いと思います。

今回は初詣にちなみ、「神社の中の神社」伊勢神宮について、

概要・行き方・周辺の観光地について触れてみたいと思います。

2016年6月の伊勢志摩サミットの時には、参加国の首脳らも参拝されました。

伊勢神宮とは

伊勢神宮とは三重県伊勢市にある神社です。伊勢神宮とは通称であり、正式な名称では地名を付けず「神宮」と呼びます。

親しみをこめて「お伊勢さん」「大神宮さん」等の呼び名がありますが、伊勢神宮の名称には2つの意味があります。

明治から戦前までは全ての「神社の上に位置する神社」と位置付けられていました。

狭い意味の伊勢神宮・・・三重県伊勢市にある「内宮」「外宮」をさします。

広い意味の伊勢神宮・・・「内宮」「外宮」のみならず、「別宮」「摂社」「末社」「所管社」を含めた125宮の総称。この場合は三重県内の4市・2郡にあることになります。

今回の記事では、狭い意味での伊勢神宮について書いていこうと思います。まずは「内宮」と「外宮」について簡単に説明します。

内宮・・・太陽を象徴した皇室の氏神・天照坐皇大御神(天照大御神・あまてらすおおみかみ)が祀られている皇大神宮を指します。天照大御神が授けたとされる三種の神器、八咫鏡(やたのかがみ)が置かれています。20年に一度社殿等の建物が全て変わる式年遷宮が行われます(前回は2013年実施、次回は2033年の予定)。

外宮・・・衣食住の神様である豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。こちらも内宮同様、20年に一度社殿等の建物が全て変わる式年遷宮が行われます(前回は2013年実施、次回は2033年の予定)。

内宮と外宮が離れており(4Km位離れています)、観光で行かれる方は内宮のみ行かれる方が多いようですが、正しくは外宮⇒内宮の順での参拝となります

 

伊勢神宮の最寄り駅

 

伊勢神宮の鉄道での最寄り駅ですが、以下の駅となります。それぞれの駅の特徴についても記入しておきます。

外宮
伊勢市駅(JR参宮線・近鉄)・・・JRを利用する場合は伊勢神宮唯一の最寄り駅となります。

JR・近鉄相互の乗換も可能です。
近鉄・JR双方とも全ての営業列車が停まります。
外宮まで駅から徒歩5~10分です。

内宮までのバスも出ています。

宇治山田駅(近鉄)・・・・・・・伊勢神宮の最寄り駅の中で最大規模の駅となります。

皇族が参拝する場合は貴賓室のある当駅を使用します。
しまかぜを含むすべての営業列車が停まります。駅の中の商業施設も充実しています。
また、写真の駅舎自体も国の重要文化財となっていますので駅舎自体の見甲斐もあります。

外宮まで駅から徒歩5~10分です。

内宮
宇治山田駅(近鉄)・・・・・・・駅の特徴については外宮で紹介したのと同様です。

内宮まで駅からバスで20分位です。

五十鈴川駅(近鉄)・・・・・・・徒歩で内宮に行かれる方は最寄り駅となります(内宮まで徒歩30分位)。

内宮に最も近い駅ですが、内宮行のバスも停まる本数が少なく(伊勢市・宇治山田駅の半数以下)、列車によっては通過する列車(しまかぜ・一部のノンストップ特急)もあるので注意が必要です。

また、駅周辺にお土産を買える店はありませんので注意してください(駅の近くにイオンはありますが、徒歩10分程度かかります。また、地元の方の買い物の店です)。

色分けしましたが、内宮・外宮どちらへ行くに近鉄の場合は宇治山田駅が最も便利かと思います。

名古屋駅からJRをご利用される場合は、内宮・外宮とも伊勢市駅をご利用ください。

なお、外宮前・内宮前(おかげ横丁)近くにバス停あり、内宮⇔外宮相互間の移動も可能です。

伊勢神宮までのアクセス

伊勢神宮までのアクセスは大きく分けると自動車によるアクセスと鉄道によるアクセスがありますが、

自動車によるアクセスの場合は、名古屋・大阪からとも距離が結構あるのと、駐車場の台数に限りがあること、伊勢神宮につながる高速道路(東名阪道等)が渋滞多発地帯で、渋滞することが多いためここではお勧めしていません。また、帰りの運転の際も渋滞に巻き込まれる可能性があります。

鉄道の場合
東京等名古屋以東から・・・新幹線で名古屋駅まで。名古屋駅でJR・近鉄に乗り換え。

近鉄の場合、近鉄特急の利用が便利です(鳥羽・賢島行きが1時間に2本程度出ています)。

安く行く場合は、急行もありますが数が少なく時間も特急よりかかりますので、事前の下調べが必要かと思います。

JRの場合は、名古屋駅から快速みえをご利用ください(乗り換えなしで伊勢市駅まで行けます)。

また、快速みえを対象としたお得なきっぷもありますので、そちらの利用も良いかと思います(名古屋駅周辺の金券ショップでばら売りもしています)。

名古屋以東からの場合のおすすめ順は、近鉄特急>JR快速みえ>近鉄急行 の順になります。

 

北陸方面・滋賀県周辺から・・・京都駅まで特急サンダーバードを利用。京都駅で近鉄に乗り換え。

京都駅からのJRはルートが複雑になるので、近鉄の利用をお勧めします。

京都駅から出ている伊勢志摩方面の特急は本数が少ないので注意してください。

京都から直通の近鉄特急がない場合は、途中の大和八木駅まで別の特急で行き、そちらで乗り換えでも良いかと思います(通しの特急料金で計算されます)。

 

中国・九州地方等大阪以西から・・・新大阪駅から地下鉄御堂筋線でなんば駅まで向かってください。なんば駅と近鉄の大阪難波駅は地下通路でつながっています。

伊勢神宮までは、大阪難波駅から近鉄特急の利用が便利です(鳥羽・賢島行きが1時間に2本程度出ています)。

鳥羽方面行特急のうち、1時間に一本は大阪難波駅から2駅先の大阪上本町駅(地上ホーム)始発となるので注意してください(大阪上本町駅は乗り場が地上ホームと地下ホームに別れています)。

その場合は大阪上本町駅の隣の鶴橋駅の乗換が便利です(JR大阪環状線と近鉄の乗換駅でもあります)。鶴橋駅にもすべての列車が停まります。ホームが全て同一平面にあるため、乗り換えが楽です。

大阪方面からのJR利用はルートが複雑になるので、近鉄の利用をお勧めします。

伊勢神宮参拝客の輸送には、歴史的に見てもJRよりも近鉄のほうが力を入れており、車両の本数・バリエーションとも近鉄が断然多いので、この記事では近鉄の利用をお勧めします。しまかぜ・伊勢志摩ライナー・ビスタカー等楽しい車両が多いので、用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか?

しまかぜ紹介HP→http://www.kintetsu.co.jp/senden/shimakaze/

伊勢志摩ライナー紹介HP→http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/Express/train/ise-liner.html

ビスタカー紹介HP→http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/Express/train/bisuta.html#bisuta

伊勢神宮周辺の観光名所

伊勢神宮の外宮⇒内宮と行くだけであれば、おそらく2~3時間程度あれば時間としては充分だと思います。

しかし、伊勢神宮のある三重県伊勢志摩地方は風光明媚なリアス式海岸、日本最大級の展示を誇る水族館、御木本幸吉(みきもとこうきち)が日本初の真珠の養殖に成功した場所、観光する場所の多い所でもあります。こちらでは一部ですが、紹介していこうと思います。

おはらい町・おかげ横丁・・・伊勢神宮内宮前の門前町です。伊勢の名物の食べ物・伊勢名物赤福もちを中心とするお土産屋等が45件程度あります。内宮前のバス停を下りてすぐの所にあり、手軽に伊勢を楽しむのに良い場所です。カップル・ファミリーともおすすめです。→http://www.okageyokocho.co.jp/(おかげ横丁HP)

二見興玉神社・夫婦岩・・・江戸時代から浮世絵等に描かれていた、古来からの観光名所です。猿田彦大神と宇迦御魂大神(うかのみたま)を祭神とする神社です。蛙が神の使いとされ、無数の蛙像が置かれています。「蛙」の「カエル」に「無事に帰る」「貸した物が還る」「お金が返る」の「カエル」をかけた験担ぎの意味もあります。現在では縁結び・夫婦円満・交通安全等にも縁がある神社として知られています。夫婦岩は夏場には岩と岩の間から日の出を見ることができます(上記写真)。夫婦・カップルにおすすめです。詳しくは→http://www.ise-kanko.jp/oise/mati.html(伊勢市観光協会)

伊勢シーパラダイス・・・二見興玉神社より少し先にある水族館です。様々な海の生き物が展示されており、セイウチ・アザラシに直接触ることもできます。家族連れにおすすめです。→http://ise-seaparadise.com/(伊勢シーパラダイスHP)

鳥羽水族館・・・三重県鳥羽市にある、日本屈指の数の生き物が飼育・展示されている水族館(約1200種類30000点)です。順路はなく、自由な順番で観ることができます。毎年4月に水槽の中で行われる水中入社式も名物です。カップル・家族連れにおすすめです。→http://www.aquarium.co.jp/(鳥羽水族館HP)

ミキモト真珠島・・・日本初の真珠の養殖発祥の地です。陸地とは橋でつながった島となっており、島内は真珠やルビー等の宝石を使った展示物や、海女さんの実演もあります(日本で見られるのはここだけのようです)。→http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/index.html(ミキモト真珠島HP)

志摩観光ホテルザ・ベイスイート・・・伊勢市からは少し距離がありますが、2016年5月26・27日、伊勢志摩サミットの主会場となったホテルです。値段は高くなりますが、サミットで首脳らに出された食事とほぼ同じものを、サミットで実際に使用されたテーブルで食べることができます。高いですが女子会におすすめです。→http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites/index.html/(ホテルHP)

ここでは一部紹介しましたが、まだまだ観光名所の多い場所ですので、是非伊勢神宮から足を延ばしてみてください。バス停や鉄道の駅から近い箇所を中心に紹介しました。

 

まとめ


伊勢神宮・伊勢神宮周辺は江戸時代の浮世絵等にも多数記録があり、「お伊勢参り」として知られる昔からの観光名所でした。

観光できる場所や、赤福餅等の食べ物の名物も多いので、是非伊勢神宮のみならず訪問してみてはいかがしょう?

大晦日夜の近鉄の伊勢方面の列車は終夜運転で行われますが、伊勢神宮は激しく混雑するので時間に余裕を持ってお越し下さい。

それでは来年も良い年になるよう願っております。

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