北海道新幹線で行く函館のいろいろ観光案内

北海道新幹線が開通して1年と少し、写真は函館市の五稜郭です。この写真にあるような桜の景色は終わってしまいましたが、美味しい海の幸や観光名所も多く非常に魅力的な街です。今回は、函館について北海道新幹線と関連させながら書こうと思います。

北海道函館市

北海道函館市は北海道南部の渡島半島南端に位置する人口約27万人の街です(2枚目の写真の濃いピンクの場所)。「函館」の名前の由来は室町時代の1454年(享徳3年)、津軽の豪族河野政通が宇須岸(ウスケシ、アイヌ語で「湾の端」という意味)に館を築き、形が箱に似ていることから「箱館」と呼ばれるようになったの始まりのようです。「箱館」から「函館」へは1869(明治2)年、蝦夷地が北海道になった際に変わったとする説等いくつかの諸説あります。北海道の場合北から順に「道北」「道央」「道南」と地域を呼ぶこともあり、函館市はこのうちの「道南」の中心都市になります。

後述しますが、函館市には多くの観光地があり一年中観光客で賑わっていますが、北海道新幹線の開通により東京等首都圏からは行きは新幹線・帰りは航空機というルートでの旅も定着しているようです。ちなみに函館空港は函館駅からバスで20~30分のところにあります。

なお、北海道新幹線のターミナルは函館市中心部の「函館駅」ではなく、函館駅より約18Km北の北斗市にある「新函館北斗駅」がターミナルとなり、函館駅から本州方面へ直通する列車は1本も運転されていませんので注意して下さい(ただし新幹線のきっぷの購入自体は、函館駅にあるみどりの窓口や指定席券売機でも可能です)。函館~新函館北斗までは「はこだてライナー」等による移動となります(約15分前後)。また、前回の記事にも書きましたが、函館~新函館北斗までの区間では交通系ICカード(Suica・ICOCA・TOICA等)の使用は出来ませんので注意して下さい。

函館市までのアクセス

函館市へのアクセスには主に、先述した首都圏からでは東北・北海道新幹線+「はこだてライナー」等による移動の他に、羽田空港や成田空港からの航空機による移動もあります。函館空港が函館駅からバスで約20~30分のところにあり比較的便利な場所にあります。

名古屋からの場合は、東海道新幹線(名古屋~東京)+東北・北海道新幹線+「はこだてライナー」の方法か、中部国際空港からの航空機利用が一般的です。

関西方面の場合は、東海道新幹線(新大阪・京都等~東京)+東北・北海道新幹線+「はこだてライナー」の方法でも良いですが時間もかかるため、伊丹空港や関西空港から航空機利用も良いかと思います。

札幌方面からの場合は、特急「スーパー北斗」「北斗」によるアクセスが一般的ですが、北海道の空の玄関口・新千歳空港や札幌市内に近い丘珠空港からも航空機が出ています。また、北海道新幹線で新函館北斗に着いた場合、札幌方面への乗り継ぎも可能です(北海道新幹線開通により、「北斗」「スーパー北斗」は全て新函館北斗に停車するようになりました)。

函館市内の移動

有名な観光地が多い函館市ですが、それぞれの場所が離れており移動に時間がかかる場合もあります。函館市内の移動の主な交通手段は、上の写真にもあるように路面電車またはバスが主流となっています。

路面電車は以下の図のように函館市内を南北に走行しており、湯の川温泉や谷地頭温泉や五稜郭公園、函館朝市等様々な観光地を結んでいます。2系統と5系統が交互に運行されています。リンクも貼っておくので、詳しくはこちらも御参照下さい↓

函館市電路線案内HP・・・http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014012100267/

また、函館市内に幅広く路線バスも運行されており、函館山の頂上等路面電車だけではカバーできない場所に行くこともできます。また、函館空港に行くリムジンバスや途中から高速道路を経由し、札幌等へ向かうバスも運行されています。函館バスのリンクもこちらに貼っておくので、御参照下さい↓

函館バス株式会社HP・・・http://www.hakobus.co.jp/

次に、主な観光地について紹介していこうと思います。

函館市内の主な観光地

次に函館市内の主な観光地について紹介していこうと思います。アクセスも載せておきますので、ご参考にしていただけると幸いです。

・函館夜景

函館市南部の函館山の山頂から見られる夜景です。その美しさから日本三大夜景のひとつと言われており(残り2つは長崎市・稲佐山夜景と神戸市・摩耶山からの夜景)、非常に美しいことで知られています。

函館市の情報によれば、景色を見下ろす時の角度は約10度が最も良い角度で函館山(山頂の高さ334m)の高さは丁度この高さに該当していること、両側を海に挟まれた全国的に見ても特異な地形であり(日本でこのような場所は少ないです。写真右側が津軽海峡、写真左側が函館湾となります)明るい部分と暗い部分のコントラストが良いこと、街並みにネオンサインが少なく、街路灯等自然な明るいことが函館市の夜景を美しくしている理由のようです。日没~日没1時間後くらいまでがベストな時間のようです。詳細は以下のリンクを御参照下さい↓

http://www.hakobura.jp/nightview/post-105.html(函館市公式観光情報・はこぶら)

なお、近年函館山の夜景の美しさが知れ渡ることになり、展望台も観光客が以前よりも増えています。展望台の最前列は写真を撮る方達で非常に混雑しますの注意して下さい。

アクセス・・・函館山山麓から山頂までロープウェイで3分ですが、曜日・時間帯によっては待ち時間が発生する場合もあります。また、函館駅から少し離れた場所にあるため、函館駅から函館山山頂まで行くバスの利用でも良いかと思います(片道30分程度)。バスの場合は行きは進行方向左側・帰りは進行方向右側がおススメです(途中で見える夜景が見やすいからです)。

函館山ロープウェイHP・・・http://334.co.jp/

函館バスHP・函館山登山バス(PDF)・・・http://www.hakobus.co.jp/files/h27/H28.4.16hakodateyama.pdf

・五稜郭

函館市内において「五稜郭」は2つの意味があり、ひとつめは上の画像の観光地としての「五稜郭」、もうひとつの意味としては上の「五稜郭」周辺の歓楽街を指します。ここではひとつめの意味の「五稜郭」で説明します。

この五稜郭は江戸時代末期に江戸幕府により、箱館開港時に函館山麓に置かれていた箱館奉行所の移転先として1866(慶応2)年に建造されました。しかし、建造の2年後に江戸幕府が崩壊し、箱館府が短期間使用した後は、箱館戦争で旧幕府軍に占領され本拠となりました。明治に入ると建物は1棟を除いて解体され、陸軍の練兵場として使用されました。1914(大正3)年からは五稜郭公園として一般開放され、函館市民の憩いの場となっています。お堀の外にも中にも遊歩道があり、一周することが出来ます。

星形の五稜郭はこの函館のものと、長野県佐久市にある龍岡城の五稜郭がありますが、一般的な「五稜郭」と言えば、この函館市のものが知られています。

なお、1964(昭和39)年12月に五稜郭築城100周年を記念して、この五稜郭の隣に五稜郭タワーが開設しました。また、老朽化のため初代のタワーの隣に新しい現在のタワーが建てられ、2006(平成18)年4月に完成し使用されています(上の写真)。また、旧タワーは解体され、跡地は同年12月からは「アトリウム」として開業しました(下の写真)↓

アクセス・・・JR函館本線・函館駅の隣の駅が五稜郭駅となっていますが、ここから五稜郭・五稜郭タワーまでは2Km以上離れているので、函館バスの利用が便利です。函館バス、「五稜郭タワー前」が五稜郭タワーに最も近いバス停となります(徒歩30秒)。堀を越え五稜郭の中に入る場合は「五稜郭公園裏」が最も近いです。「五稜郭公園入口」バス停からだと五稜郭公園まで7~10分、路面電車の場合は「五稜郭公園前」から徒歩15分程度です。

五稜郭タワー公式HP・・・http://www.goryokaku-tower.co.jp/

・函館朝市

JR函館駅すぐ横から広がる朝市です。もともとは戦後間もない1945(昭和20)年に函館駅前で農家が野菜売りをしていたのが始まりのようです。その後3度場所が移転し現在の場所となりました。函館駅前周辺のこの辺りの海抜は1mで、2011(平成23)年3月11日の東日本大震災の時には津波により大半の店舗が浸水する被害も出ましたが、市民ボランティア等の活躍により4月1日から営業を再開しました。北海道産の海産物だけでなく、青果、野菜等何でも揃う場所です。

アクセス・・・JR函館駅より徒歩1分。

函館朝市オフィシャルHP・・・http://www.hakodate-asaichi.com/index2.php

・トラピスチヌ修道院

明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院です。園内には、テレジア、ジャンヌダルク、天使ミカエルなどの聖像や資料館があり(2枚目の写真は聖母マリア像)、道なりに牧歌的な草原が広がっている場所です。ゴシック様式とロマネスク様式が混ざった建築が印象的な建物でもあります。また、売店で手造りのロザリオや菓子を販売しています。女子修道院ではありますが、男性でも見学は可能です。

函館市の隣の北斗市にはトラピスト修道院がありますが、こちらは女人禁制の修道院で、見学に関しても男性しかできませんので注意して下さい

アクセス・・・函館バス・トラピスチヌ修道院前下車すぐ

トラピスチヌ修道院HP(はこだて観光ナビ)・・・http://www.hakonavi.ne.jp/site/course1/torapisuchinu.html

※函館駅~五稜郭タワー~トラピスチヌ修道院~函館空港までの「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」が便利なのでこちらもご利用ください↓

五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスHP・・・ http://www.hakobus.co.jp/files/h28/H29.4.1tower.pdf

さいごに

ここでは紹介しきれない名所・観光地も多い函館市。そして海の幸やスイーツ等も豊富な函館市、夜景も一見の価値がある場所です。この記事だけでは函館市の全てを網羅していませんが、函館観光の一助になれば幸いと思っています。

函館観光、是非楽しんでください。

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