名阪まる得きっぷ廃止後のお得な乗車方法

近畿日本鉄道(近鉄)の名阪間の特急で発売されていたお得な乗車券+特急券の「名阪まる得きっぷ」が2017年12月30日をもって発売が終了となりました。ここでは、このきっぷの廃止後のお得な近鉄名阪特急のお得な乗車方法について書いていこうと思います。

名阪まる得きっぷの廃止

名古屋から大阪までの移動の場合には、主に以下の方法があります。

・自家用車(名神高速・名阪国道等経由)・・・所要時間約3時間

・高速バス(名神ハイウエィバス等)・・・所要時間約3時間~3時間30分

・JR東海道新幹線・・・所要時間約45分~1時間

・JR東海道線(大垣・米原乗り換え)・・・所要時間約3時間

・近鉄名阪特急・・・所要時間約2時間~2時間30分

これだけの移動手段があり迷うところかと思いますが、近鉄(近畿日本鉄道)の名阪特急が新幹線よりも時間はかかるものの、新幹線より料金が安いことから昔から人気のある名阪間の移動手段です。近鉄の名阪特急については以前こちらにも記事にしましたので良かったらご覧ください↓

http://rail-dream.net/kintetsuurbanliner/(2017年2月7日投稿・4260円じゃないよ!名阪近鉄特急!)←名阪まる得きっぷを利用したお得な乗車方法について書いています。

近鉄の名阪特急の乗車の際には、通常の乗車券+特急券を購入して乗車する方法よりも一乗車1000円程度安くなる「名阪まる得きっぷ」が発売されており、バラ売りしたものが金券ショップで販売されており広く利用されていましたが、2017年1月30日をもって廃止されました。廃止後間もなくは金券ショップで残っていた券がありましたが、現在では在庫がほとんどなくなってきている=利用しての乗車が出来ないケースが多いです。

このため、今回は「名阪まる得きっぷ」を利用しないお得な乗車方法について記載しますが、実際の印象としては、新幹線で割引切符を駆使した場合は、名阪間では近鉄と新幹線の料金の差はあまりなくなってきているように思います。

「名阪まる得きっぷ」廃止の理由

「名阪まる得きっぷ」が廃止された理由としては、交通系ICカード(Suica・ICOCA・TOICA等)とも密接に関連していると私は考えますが・・・

・昔から金券ショップが広く浸透しており、首都圏に比べカードの利用率が低い関西圏でのカード利用率の向上(ICカードの利用データをビックデータとして様々な方法で活用できます)。

・故障した際の修理費が高額な自動改札機のメンテナンスコストの削減(具体的な金額は不明ですが、修理にはかなりの金額がかかっている様です。ICカードとすれば紙つまり等の異常はなくなる為、メンテナンスコストも安くなります)。

このあたりのことが考えられます。実際に「名阪まる得きっぷ」の廃止とほぼ同時期に関西圏のJRの「昼間特割きっぷ」が廃止になっています。

このため、「名阪まる得きっぷ」廃止後の近鉄の名阪特急の割引の方法で思いつくのが、近鉄の「株主優待乗車券」となります。

株主じゃないけど株主優待

通常株主優待と言えば、その会社の株(ここでは(株)近鉄グループホールディングス)を一定数以上保有している株主に贈られるものになりますが、近鉄の株主優待の商品のひとつとして上記写真の「株主優待乗車券」があります。近鉄の株主優待の詳細については以下のリンクを御参照下さい↓

https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=9041(Yahooファイナンスより)

ただし、この方法だと株主になる必要があり、それなりの投資が必要になります(株主優待クロス取り等株主優待を無料で手に入れる方法もありますが、ここでは割愛します)。また、購入後は株価の上下も気にしないといけません。このため、現実的には普通に乗車券を購入した方がお得なような気もしますが、上記写真の「株主優待乗車券」は、

名古屋・大阪周辺の金券ショップでも販売しています。1枚2000~2200円前後での販売が多いようです。

通常、近鉄名古屋~大阪難波駅までの乗車券は通常の購入で2340円となりますので300円程度お得に利用が出来ます。名阪ではありませんが、特急を利用する場合に近鉄の株主優待で最もお得になるのは、近鉄京都~賢島(三重県)間です、大体500円程度の節約になります。この株主優待の乗車券は改札口を出ない限りはどの区間にも使えます。ただし乗車券のみであるため、特急券は別途購入が必要です。

近鉄インターネット予約の活用

乗車券の割引は先ほど紹介した株主優待乗車券が一般的なものとなりますが、特急券部分については近鉄電車のインターネット予約が利用できるかと思います。

近畿日本鉄道のHPには、インターネットで特急券の予約ができるサイトがあり(以下のリンクです↓)、

http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/ticket/

こちらから1か月先の特急券の予約が出来ます。家庭のパソコンや自分のスマートフォンから予約ができ、シートマップで自分の好きな座席を選ぶことも出来ますので便利です。紙の特急券にしなくても、スマートフォン等の画面を提示するだけで乗れる「チケットレスサービス」にも対応しています。

予約のとりづらい伊勢志摩方面への人気列車「しまかぜ」も、ここからであれば比較的容易に予約することが出来ます。なお、会員登録をしてもしなくても特急券の予約は出来ますが、会員登録(無料)をした方が特急券の購入によりポイントが貯まる等メリットが大きいので会員登録することをお勧めします。決済用のクレジットカードが必要になりますので、そちらの準備もお願いします。

また、会員登録すると予めお金を積み立てておいて特急券の購入が出来る「積立金サービス」利用できますので、その点でもお勧めです。積立金サービスの詳細については以下のリンクを御参照下さい↓

http://www.ticket.kintetsu.co.jp/web/help/tsumitate.html (近畿日本鉄道HP・積立金サービス)

実のところ、東海道新幹線等の会員制ネット予約「エクスプレス予約」等と違い、このインターネット予約サービスを使っての割引価格での特急券の購入はありません(かつては特急券の割引サービスがありましたが現在は終了しています)。しかし、会員登録した場合は特急券の購入金額の10%がポイントで還元されるため、11回目の乗車分の特急券の料金はポイントで無料となります。ポイントの有効期限は1年間となるため、毎月1往復程度近鉄の名阪特急で名古屋~大阪をご利用される方にとってはお得になります。また、他の近鉄特急(大阪・名古屋・京都~伊勢志摩・奈良・吉野等)をインターネットで予約し購入した場合でもポイントは共通のため、この乗車で貯めたポイントも利用することができます。

まとめ

「名阪まる得きっぷ」廃止後の、近鉄名阪特急をお得に乗車する方法をまとめると、

乗車券・・・名古屋・大阪周辺の金券ショップ、もしくはヤフオク・メルカリ等の通販で株主優待乗車券を入手し利用する。

特急券・・・近鉄インターネット予約サービス(http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/ticket/)の会員登録をし、パソコン・スマートフォン等から特急券を購入し利用する(チケットレスでも可)。割引での特急券の購入はできないが、ポイントが購入額の10%貯まるので11回目の乗車時の特急券は無料となる。

となります。「名阪まる得きっぷ」があった頃と比べるとお得感は多少薄れましたが、是非活用してみて下さい。

また、上の写真は2020年春にデビュー予定の近鉄名阪特急の新型車両となります。詳しいことは以下のリンクを参照していただきたいですが、http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/meihanv.pdf#search=%27%E8%BF%91%E9%89%84%E5%90%8D%E9%98%AA%E7%89%B9%E6%80%A5+%E6%96%B0%E8%BB%8A%27

国内でもトップクラスの豪華さを誇る列車になりそうです。

また、この車両のデビューの時には料金面で何か動きはあると思いますが、現時点でお得に乗車する方法を今回は掲載しました。この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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